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  • 2021年10月12日(火)10時20分

「山のトイレを考える会」という活動がある。

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登山には悩ましい問題がある。トイレだ。
切実な問題でありながらも今は携帯トイレで何とかしのいでいる。ただその携帯トイレもガイド登山では周知も徹底も図られているが、その他の登山者への普及、衆知にはまだ疑問が残る。美瑛富士のトイレブース周辺が特に大きな問題となっている。

本会も「山のトイレを考える会」と協働歩調を取り啓蒙・啓発に努め年一回の美瑛岳トイレブースのパトロールと清掃活動にも取り組んでいる。

本会からは金村理事と大雪山連絡調整室の鳥羽室長が担当役員に指名され毎年大変な業務にあたっていただいている。

早く恒久的な常設トイレが望まれるところだ。
それまではパトロールと周辺清掃業務に人的派遣で協力を継続していきたい。
登山者・利用者におかれましては引き続き携帯トイレをよろしくお願いいたします。

金村理事。鳥羽室長。本当にご苦労様でした。

  • 2021年10月05日(火)15時06分

「にっぽん百名山」 NHK―BS

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先に当会所属古市ガイドのニセコ連峰縦走にて同番組出演の紹介をさせていただいたところだ。

最近NHKに限らず民放や新聞、雑誌に登場することが多くなった当会所属のガイド各位だが、NHK―BSの公式HPをのぞいてみたら、これが出てるは!アーカイブに。
・・・しらなかった~・・・
ここ最近で、
・大橋政樹副理事長「トムラウシ山 ~花と岩の殿堂~ 」
・渡辺敏哉理事「北海道 利尻山 ~海にそびえる野鳥と花の楽園~ 」
・宮下岳夫理事長「大雪山 ~神々の遊ぶ庭~ 」

NHK-BS にっぽん百名山。
毎週月曜日19:30~だ。再放送も予め組まれている。翌週月曜日の昼00:30からだ。
プロガイドの職域も幅が出たなあ~

北海道山岳ガイド協会所属ガイド活躍してます!

  • 2021年09月28日(火)13時32分

北海道で100万部! 北海道新聞だ。

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9月23日の道新朝刊で秋の登山について注意喚起。
本会の佐藤佑(サトウ ユウ)事務局次長が四段抜きの解説で登場だ。

北海道は紅葉を迎え登山には良い季節だ。しかしながらこの時期ならでは注意点もある。
気温、気候、日照時間、天気予報の落とし穴・・・。
そんなことについて山岳ガイドの視点から「秋の登山の傾向と対策」で有用な情報提供を行っている。

北海道新聞はWEB版もある。本紙面を見逃された方もあろうかと思う。アクセスしてみてはどうだろう。
(どうしん電子版「くらし」から。)
  ↓
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/592008?rct=n_life

  • 2021年09月24日(金)11時12分

NHK―BS にっぽん百名山

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日頃あまりTVを視ないがこの日に限ってなんとなくTVを点けていた。それがたまたまNHK-BSだった。
聞き覚えのある声が流れてきた・・・で、画面に目を転ずると当会古市理事が出演しているではないか。ニセコ連峰目国内岳(メクンナイ)の縦走ガイドでの出演だった。
お天気も最高で、ガイディングも草木、地形の成り立ち、山の命名の歴史など多岐にわたり詳細で実に興味深いものだった。
9月27日に再放送も予定されている。是非ご覧いただきたい!

古市竜太ガイド。ニセコをベースに屋号「マウンテンガイド コヨーテ」で多くの山行、他多くのイベントを開催している。経験豊富なガイドである。
マウンテンガイド コヨーテURLは↓
https://www.mg-coyote.com/

  • 2021年08月02日(月)12時35分

「山の世界のノーマライゼーション。」まずは手話対応登山ガイドの投入だ!

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先日、会員ガイドから事務局に「手話対応可能なガイドが居なかっただろうか?」の問い合わせがあった。
「当会では高田健史が該当する。」と回答し、その後業務発注となり今夏道内のガイド山行が現在計画中だ。

・・・時代が進みPC、メール、スマホに各種アプリで、ろうあ者の世界が大きく変わっている。自分が学生時代の話だが当時はワープロとFAXが出てきた頃でそれだけで「スゲ~!未来が来たー!」だった。それまでは手話通訳者を介した「電話通訳」なる業務があった。
今の若いろうあ者には多分理解のほかだろう。

・・SMS、LINE、FB・MESSENGER・・・・もう音声に頼らないコミュニケーションが健聴者の間でも一般的だ。時代はIT。その世界において確実にノーマライゼーションは追い風を得つつある。ただスマホもアプリも、「だれかと誰かをつなぐ道具」である。主体は人だ。
今回、山の世界で登山ガイドとクライアントがFace to Faceでつながる。手話であり口話であり時に筆記でリアルタイムの「体温の感じられる会話」での山行となる。なんかいいなと思う。

  • 2021年06月22日(火)15時02分

令和3年度6月 正会員新入会だ。野村良太だ。

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若手(26歳)の実力派がやってきた。
大学のワンゲルで経験を積み、冬期の「知床半島全山縦走(2月)」と時を置かずに「日高山脈全山縦走(3月)」を単独で完遂した本格派だ。
今は「襟裳岬から宗谷岬までの分水嶺縦走」を計画しているとのことだ。
(画像は4月放送のNHK「おはよう北海道 土曜プラス」からだ。)

人となりも会員からは好印象の評価が相次いでおり期待の逸材の可能性が高い。(あくまで可能性だ!事務局はまだTVでしか視たことが無い。)
ただ、勉強好きで大学を6年かけて卒業している。この辺りはガイドの資質・履歴において実績充分と評価できる。適正がある。

今回(公社)日本山岳ガイド協会認定「登山ガイドステージⅡ」資格で入会だが、遠くない将来に山岳資格を取得することになろう。
(個人プロフィールも既にUPとなっている。「所属ガイド一覧」を参照されたい。)

  • 2021年05月26日(水)13時51分

釣り人のための「登山・山岳ガイド」。 当然のごとく源流部へのアプローチだ。

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当会、その名称に「山岳ガイド」を冠しているが山の頂上だけを見ているわけではない。
日頃の山の経験から渓流に関する情報をしっかり持ってるガイドが結構いる。

当然、いいフィッシングポイントなんかに通じている。
山ヤ+ガイド+アングラ―=フィッシングガイドの方程式となる。

本会、この分野で活躍している会員が少なからずある。源流、源頭へのアプローチでテンカラ・ルアー・フライが多いようだが、クライアントには自家増殖の餌でトライする伝統的スタイルの釣り人もあるとのことだ。

キャッチ&リリースにキャッチ&イートといろんな価値観とスタイルが混在する「釣り」の世界だが、北海道の自然を相手にすることに変わりはない。「渓流釣り」でも当会会員活躍している。街場の飲み屋はみんな閉まっている。この夏、ガイドと一緒に焚火を相手に「岩魚の骨酒」なんかどう?

  • 2021年05月14日(金)09時59分

アイヌネギだ!!天然モンだ!上物だ。

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佐藤(佑)事務局次長が昨日山に入っていた。増毛だ。
そこでアイヌネギ畑(群生地)を発見したそうで思わぬ山の恵みで山行の目的が変わってしまったそうだ。

事務局に差し入れしてくれた。
「生アイヌネギの醤油漬け」だ。
下山してすぐに直近のコンビニで「めんみ(北海道限定のめんつゆ)」を買い、その場で漬け込んだ産直加工品とのことだ。密閉パックにもかかわらず春の香りが漂ってきた。
今年は春が早いので里物は結構育ってしまったが、標高があると今まさに旬の絶品とのこと。
帰宅して早速賞味させていただいた。「ロースハムにオニオンスライス、ちょっとのごま油にクレイジーソルト、アイヌネギを載せて一口で頂く!」焼酎ロックで至福の瞬間だ。

街場の密を避けて山に行こう!登れば登っただけ抜群のお土産に巡り合えるかもしれない。今月いっぱいがギリだろう。

青天井の山行。胸いっぱいの深呼吸。そしてアイヌネギで免疫力UP間違いない。

  • 2021年05月07日(金)11時59分

KINGカズ越えの山岳ガイド。現役でありまだまだ中堅どころだ。

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GWに入ったばかりの4月30日。NHKで30分の特集番組があった。
「北海道道」なるタイトルで旬の人・コト・モノに注目した番組だ。
今回は2月の厳寒大雪山のバックカントリースキー&ボード雪中野営7日間の記録だった。

出演者を見てびっくりした。本会の役員二人が出ている。奈良理事と栃内監事である。
プライベート山行で2月の大雪山である。奈良理事(写真左)はボード。栃内監事(写真右)はテレマークだ。

栃内監事は今年還暦だ。山の店「秀岳荘」の店長を長きにわたって努め、今年1月に早期退職した。てっきりのんびりしているのかと思ったら、いきなり2月の大雪山雪中野営でバックカントリーだ。
やっぱ、山の世界は街場とは10年以上の時差があるな。年を重ねる速度が全く違う。
「若い!」ガイドもそうだがクライアントも皆若々しい。

なんだかいい言葉を思い出した。
「40,50は洟垂れ小僧。60,70働き盛り。90で迎えが来たらまだ早いと追い返し、男盛りは100から100から~!」

山へ行こう!

(5月14日までNHK+にて配信中↓)
https://plus.nhk.jp/watch/st/010_g1_2021043045453?cid=jp-2J211716Z5

  • 2021年04月27日(火)16時37分

酒が届いた!当会では総会の委任状もしくは代理出席の意味がある。

先ごろ本州在住の会員から事務局に清酒のいいのが届いた。
メッセージに「総会に出席できず、申し訳ないです!」だった。

当会の通常総会は4月の第2週に1泊2日で行うのが通例だが、昨年は中国ウイルスで会創立以来初の中止。恒例のエンドレス懇親会もない。今年度は英国型に南ア型の変異まで来たが3密対策をもって短時間の会議場対応だけで何とか開催した。
それでもなんと会員の7割近い出席があった。このご時世でちょっと驚きだった。

もしかすると会創立から29年、総会欠席は「事務局への不信任を意味する。」として事あるごとに周知してきたし毎度出欠確認は取るものの「欠席で返信するときは熟考せよ!」と書き添えてきたからかもしれない。
そんなことで例年出席率は8割以上。委任状は100%の回収率だ。そして欠席者のほとんどは公休者(ガイド試験受講や検定員出向)、それと特例として子息の幼稚園入園式、小学校入学式参列が認められている。
それ以外は認められていない。万が一にも欠席返信があった場合は事務局から直々に電話がいく。「欠席だってナ。事務局に何か不満でも?」と穏やかにお話しさせてもらっている。

そして特例中の特例だが、実は「代理出席」という秘密の裏技がある。それが酒だ。
今回、会員の川島教実から良い酒が来た。三重県鈴鹿の清水醸造、純米大吟醸「雅乃智」中取りだ。事務局からすぐにメールした。「川島教実出席!」。(今年は緊急事態で求めてはいなかったが、このご時世に余計な負担をかけてしまったかもしれない・・川島君ゴメン。酒は次年度懇親会までの「預かり。」として保管したい。)
 
北海道山岳ガイド協会。これまでも、そしてこれからも一枚岩で結束力は万全だ。