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  • 2023年10月30日(月)16時57分

自然・登山・山岳ガイド資格の更新研修 FA(ファーストエイド)だ。

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FAの更新研修だった。
現役ドクターお三方に救急救命士お一方の専門家4講師によるFAであり濃密且つとても合理的で具体的なカリキュラムであった。1日9時間の2日間で18時間だ。

Drお三方については救急救命、整形(外科)の分野にてご活躍の現役医師であることから実戦経験に基づいたご経験からのリアルな講義が印象的だった。
また全体のカリキュラムも洗練されていた。「動機付け。机上+実践趣味レーション。振り返り。質疑応答」が都度繰り返され課題、問題点の理解から評価・決定にいたる流れが反復の中で習得できるように腐心いただいた内容であった。

救急救命士の講師も現役であり、ガイドにとっては要救の申し送りの連携ファーストステップでもある救命士の方の講義はより身近で有意義であった。

救命講習は巷消防やMFA他多くの講義・講習があるが個人の経験から見ても今回のFAは受講生27名に対し現役の救命医お三方、救命士お一方の4名体制の布陣。そしていずれの方も「教示・教導」の世界でもその技術が秀逸で受講者にとっては理解を深めるうえで実に贅沢な二日間であったと思う。素晴らしい指導者陣を構成し派遣いただけたことは誠にありがたいことと心から感謝申し上げたい。


伊藤Dr ,柴田Dr、高山Pm、そして浅井Drに改めまして感謝申し上げます。有難うございました!

  • 2023年09月19日(火)13時52分

R5年 増毛山道保全活動 北海道山岳ガイド協会+秀岳荘。

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9月12日~13日で増毛山道の保全(笹狩り)事業があった。
保全というよりは完全に新規開削の趣だ。以下報告は佐藤事務局次長だ。

「12日13日の二日間で、11名(当会会員10名、ボランティア1名)の会員の参画を得まして増毛山道整備事業が無事に終了しました。ご報告させていただきます。」

増毛山道の会から依頼を受けておりました箇所(雄冬山頂上分岐~雄冬山方面約500m、分岐~浜益御殿側2㎞)を、11名(草刈り機7台体制)で笹刈り及び刈り取った笹などの除去作業を約3時間で終わらせることが出来ました。増毛山道の会からは2日は掛かるのではと思われていたところを約3時間で終わらせる結果となり、大きな成果を残しました。
参画いただきました会員の皆さま、大変お疲れ様でした。
以上簡単ではありますが、ご報告まで。
今後も色々な事業がよていされておりますので、ご都合のつく会員は是非ご協力をお願いします。事務局次長佐藤。

≪special thanks≫
今回、事業に際し「㈱秀岳荘」様から過分なるご支援をいただきました。おかげさまで動力機械の備品購入や消耗品購入など十分なる体制を組むことができ、来年以降や他事業でも活用させていただけるようになりました。小野社長。この度もありがとうございました.この場を借りて会員一同を代表し心から感謝申し上げます。
以上

  • 2023年08月07日(月)12時43分

正会員新入会だ。ニセコベースの下村雄太ガイドだ。

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当会入会にあたっては理事会審査がある。今回は承認が早かった。ほとんどの理事が申請人の下村雄太ガイドを見知っていた。
推薦人はニセコの高田ガイド、同じく古市理事であることも早期承認の決め手であっただろう。(素晴らしい推薦状だった。)
期待の若手である。

8年間長野で修業し、一昨年に出身地喜茂別に戻った。NZ、アラスカ、ノルウェーでのスキートリップの経験もあり、滑り系ガイドとしても注目である。
プロフィール詳細は既に「所属ガイド一覧」にUP済みなのでアクセスいただければ幸いである。

  • 2023年07月07日(金)10時17分

正会員新入会だ。野戸陽介ガイド。

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令和5年7月。新たに新入会員を迎えた。野戸陽介(ノト ヨウスケ)ガイド。登山ガイドステージⅡ、スキーガイドステージⅠだ。
旭岳の入り口、東川町在住のガイドで山でよし、滑りでよし!馬?でよし。の三拍子だ。

入会の推薦人は東川の正会員中川ガイド、役員推薦は鳥羽理事である。
間違いない!
当会も有望な会員を迎え協会としても良好な新陳代謝を図るうえで組織的体力・体調向上が実現しつつある。ありがたいことである。

既に当会HPの所属ガイド一覧にもUPとなっている。個人プロフィールなどご高覧いただければ幸いである。

  • 2023年05月11日(木)14時07分

北海道日本ハムFIGHTERS 「ファイターズやま部」創部!

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5月6日。北海道ブランドのビッグネーム「ファイターズ」からうれしいプレスリリースがあった。
「ファイターズやま部」創部の発表だ。

活動も健康増進、体育向上、環境保全など多様な取り組みが予定されている。
山を活動の場とする我々ガイドにとって大変心強い記事だった。

登山も老若男女幅広く対応することと、これから始められる方々に注目し札幌圏の手軽な山々から事業をスタートし親しみやすい「山登り」で裾野を広げていきたいとのコンセプトがうかがえる。
これからに期待の「ファイターズやま部」だ。

今年度の北海道。外に向かっては「ATWS(アドベンチャートラベルワールドサミット)」
内に向かっては「ファイターズやま部」に注目だ。

ファイターズやま部 公式URL
https://www.fighters.co.jp/news/detail/202300343714.html

  • 2023年05月06日(土)10時11分

令和5年度 北海道老舗企業2社からの新入会員だ。

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「北海道の山の店 秀岳荘」からは鈴木良憲(スズキヨシノリ)ガイド。(写真左)
登山ガイドステージⅡでの入会だ。同社からは4人目の有資格ガイドであり令和5年度現在、同一法人から最多の人材投入となっている。
当会の有資格ガイドを物心両面で支援いただいている「秀岳荘」。人材面でも強力なお力添えをいただいた。

もう一社は「りんゆう観光」。大雪山の入山・下山でお世話になる黒岳ロープウェイの運行会社だ。当会会員も利用にあたっては多大なるご支援をいただいている。
同社からは初の会員だ。白石真介(シライシシンスケ)ガイド。(写真右)登山ガイドステージⅠ。山旅行の分野で企画、添乗で活躍中だ。

有能且つ実績のある会員に恵まれた。

北海道山岳ガイド協会。力ある会員ばかりで組織としての充実度は常に100%だ。市場の期待に応えながらますます精進していきたい。

  • 2023年04月15日(土)04時09分

総会山岳レースのケータリングに新任料理長が指名された。

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「山岳レース」については参加者が多い総会付帯事業として先に解説したとおりだ。
選手登録は年を追うごとに増加傾向だ。

秘密はケータリングにある。競技会場にキッチン(熱源・カトラリー等)を持ち込み、レース後に事務局謹製「熱々おでん・海鮮鍋・ふろふき大根+冷え冷えビール」でランチとして20年近く展開してきた。(・・ここ3年はコロナでお休みだった。)

今年度、本会創立30周年を節目にケータリング担当を新たに選任することとなった。
=佐藤瑞希ガイド=だ。北海道山岳ガイド協会公認「総料理長」だ。
本業界において「アウトドアシェフ」「源流調理人」「野外焚火調理長」の異名を持つ野営料理の達人だ。
もはや伝説レベルのガイドと言っていいだろう。(中華鍋を担いで山入りする登山ガイドは世界的に見ても唯一彼だけだろう。)提供される料理の数々は実に多彩でクオリティーも高い。街場の半端な飲食店はハダシだ。
ミシュランに告げる。「今や三ツ星は深山、源頭に在る。山に行け!」

今回の山岳レースケータリングは、「モツ煮」「牛筋煮込み」「うどん」「エビスビール」、そして「熱燗!」
どれも絶品!!全員日の高いうちから出来上がりだ。その後の総会進行の順調なこと。
来年は芋焼酎もつけちゃおう~。
佐藤総料理長!今後とも宜しく。理事会からは「鉄人」の称号を授与する

  • 2023年04月11日(火)19時37分

伝統の「HMGA山岳レース」。技術検討会、技術講習会、技術確認会だ。

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本会の通常総会の付帯事業だが会員からは総会より注目されている。
有事を想定した要救助者の発見・救助・収容・搬送などの技術をチーム制の競技形式で客観的な視点から採点をし、数値化しながら順位を決定していく。
各タスクの出来不出来もジャッジされ分析が行われる。
タスクは毎年大会運営委員長が「有事」を想定し、当日直前の「状況設定・課題・チーム編成」の発表をもってスタートさせる。(大会運営委員長の人となりが露わになる。今年は南極帰りの阿部夕香理事だった・・・。)
各チームには即断即決の瞬発力ある判断や、迅速な行動が求められる。
結構、過酷な行事だが総会参加者の6割から7割が毎回選手登録する。
・・・レース終了後のフィールドでの絶品ケータリング(ビール、熱燗付)と多額の賞金も大きなモチベーションか・・。
ともあれ、有資格プロガイドの本気の競技は手ごたえも見応えもある。
当会伝統の歴史ある恒例行事だ。
いずれ、冬期オリンピック正式種目になるに違いないと信ずる!

  • 2023年04月08日(土)12時58分

2023年 令和5年度の北海道山岳ガイド協会通常総会が開催された。

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実に3年ぶりか・・・。
本会総会の特色は一泊二日で山有り温泉有りで、体力勝負の「技術研修会」に「通常総会」、「エンドレスのド宴会」に翌日の「机上研修会(勉強会)」で構成される。
もちろん会員は出席が義務付けられている。
出欠確認はとるが、欠席回答は許されない。(子息の入園式、入学式は特例で公休が認められている。)
まれに欠席回答がある・・。即、事務局長から直接電話がいく。「欠席だってな。事務局に何か不満でも?」だ。
(ま、今年はコロナの余波もありちょっと柔らかめだったかもしれない。)

会場は定山渓の大型ホテルを指定した。華美な総会となってしまったが丸3年空いてのリアル総会だ。時にはこんなことがあってもいいか・・・。
75%の出席に25%の委任状(遠征隊と公休者)で100%の出席率だ。スゴクない?

会員は会議自体あんまり重要と思っていない。大事なのは山岳レースと称する「技術研修会」、と、「エンドレス・ド宴会」だ。めちゃくちゃ盛り上がる。次報で紹介したい。

あ、そうだ役員改選が承認され新執行部となっている。所属ガイド一覧に掲載したので新体制に注目されたい。

★今年度の議長は佐藤瑞希ガイド。急な指名にも係らずきっちり仕上げた。手練れだ。

  • 2023年02月15日(水)12時17分

「植村直己冒険賞2022」

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冒険の世界で活躍した個人・団体に贈られる「植村直己冒険賞」の2022年度の受賞者に本会所属の登山ガイド野村良太が2月6日、選ばれた。

宗谷岬から襟裳岬まで北海道を東西に分ける分水嶺670㎞の積雪期単独縦走に初めて成功したことが評価された。

いや~、喜ばしい!
これまでの同賞受賞者は錚々たる方々ばかりだ。その中に北海道で業にあるガイドが名を連ねた。自分の事のようにうれしい~。

植村直己冒険賞↓
https://boukenkan.com/category/winner/