北海道山岳ガイド協会 アルバム
 2005年2月18日〜23日・2月24日〜3月1日
台湾内政部消防署特種捜救隊「冬期雪上基礎技術総合教育課程」
当会樋口理事のご好意とご提案により、台湾内政部の特殊救助隊に対する雪山訓練前期課程を協会としてコーディネートさせていただきました。北海道の山のプロを自認する当会としては大変名誉なことでもあり、国際的な事業に参画できましたことは今後の活動の自信ともなりました。」樋口理事、石川理事ありがとうございました。
     樋口 和生 理事 (MASH代表)
主任指導員 石川 裕司 理事 (ドルジェ代表)
     中道 孝則 (外部講師)
コーディネーター 伊藤 稔

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2月18日(金)  
「雪上初期課程1」手稲オリンピアスキー場。   
目的:雪に慣れ親しむことを目的にスキー場でのゲレンデスキー教授。   
内容:ゲレンデスキーの着脱、歩行、登行。その後緩斜面での滑走の反復訓練等終日。   

2月19日(土)  
「雪上初期課程2」手稲オリンピアスキー場。   
目的:雪に慣れ親しむことを目的にスキー場でのゲレンデスキー教授。   
内容:午前中を前日訓練の復習に当てる。
結果全員が基準をクリアしていると判断し、午後からはリフトを使用し山頂からの滑走を試みる。
問題なしとの判断により、その後リフト使用の自由滑走とする。
終盤、全員が速度を上げての滑降が可能となる。

2月20日(日) 「雪上初期課程3」藻岩山。  
目的:雪に慣れ親しむことを目的に山麓林間地帯でのスノーシュー登行教授。   
内容:山間部での管理されていない降雪地帯を登行する。雪質の違い、スノーシューの特性と利便性についての教授、及び寒冷低温下での休息のとり方、装備品の解説と使用法、設営に関する実技教授。
現地での訓練の前に屋内で最初の打ち合わせが行われる。
講師は石川理事。

出発前の準備(写真上)と出発後(写真下)

スノーシューの着脱、歩行、登行。
登行、そして寒冷地での休息の取り方、テントの設営など

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